わーい男前と飲み会だ〜

 

 

昨日は、東京駅三時集合。国会図書館に寄り、5時半から飲み会のち二次会ということで、大変楽しく過ごして参りましたダブルピース。

 

木曜に里子の公的資金援助が大体高校生までで、大学生からは色々自立しなくてはいけない件についてわけをご教授頂いたのだけど、子供にとっては心のケアのためであり、大人にとってはビジネスと言われてぐうの音も出なかった。

日本のような保守的な社会では親が居ないことで、子供がいじめられやすい。強い存在と、愛情を与えるための存在が里親である。経済的支援だけでなく、心をサポートする制度があるのだから日本は恵まれている。

里親制度が賄うのは心のサポートまでなので、そこからは奨学金制度が賄うものである。ただし、日本に置ける奨学金制度は、あまり充実したものではない、と。たしかに、どこかは具体的に覚えてないんだけど、ある国ではいわゆる孤児から、優先的に入学させるような支援と返還義務のない奨学金が与えられるそうなので、彼らのような学ぶ環境のサポートが弱い人たちを支えるシステムが成り立っている。

なんにせよ極めて優秀であれば、今の日本も返還義務のない奨学金はそこそこあったような気がするし、スカイプ越しに話した彼はそれに該当するような明晰な頭脳を持っている可能性が高そうではある。けど、、、とはいえ、自分のようなゴミ虫がなんとはなしに、専門以下のあんぽんたん大学生という身分を頂けて、彼のような才能に満ちた青年が、場合によっては浪人してでも行きたい大学を目指すという選択が出来ない環境って悲しいよな。高校の卒業とともに家を出なくては行けないのだから。家庭環境によって色々制約は出るものだけど、本当に支援されるべき場所にそういう資金は回って欲しいね。

ここまで全てひと事なのだけど、幸せに生きていって欲しいな。

 

 

めっちゃぎりぎりに家を出てなんとか東京駅につき、国会図書館で試し借りして読んでたのは、彼に聞いたトリイ・ヘイデンのトラと呼ばれた子。時間の都合上、冒頭ちょこっと読んだだけなんだけど、母親に捨てられてしまったことで酷く傷ついている、苛烈さのあるけど優秀な頭脳を持った女の子が、特別学級の先生のもとで少しずつ成長して行く、というような本。自分の捨て子という存在理由を否定されたような過去のせいで、酷く傷ついた少女シーラが先生に真剣に向き合ってもらう事により、少しずつまるみのある子になる。これを読むとき彼はどういう気持ちだったんだろうと考えると、悲しいようななんとも言えない気持ちになる。でも、ふっとこのタイトルを思い出したのはそれだけ、印象的で何か通ずるものがあったってことなんだと思う。

私は、暗い本でオススメある?って聞いたのに、成長物語のどこが暗いんだろう。エンディングでは暗いのかもしれないけど、冒頭にある暗さと言えば、シーラの生い立ちくらいなものだから。つまり、彼は生い立ちに、親もとで育てられない期間の長い事を暗いものと受け止めてるんじゃないだろうか。里親制度が目指した心のサポートが、彼のもとで実現されたかは分らない。でも、落ち着いていて少し陰のある雰囲気ではあるけど、前向きな考えをもっていて、知識欲旺盛で、その才能をいろいろに開花させて、いわゆるエリート一家に育っているようだから、私からすれば大変に恵まれている。実際当人も特別不幸とは思ってなさそうだし。

ただ、アタッチメントの不足が考えに翳りを見せているなら、大人への不信感につながっているなら、これから会う人たちが補ってあげてほしい。回線越しの他人では出来ないし、回線の先にいきたいとも思わないけど。

 

コントラストのきつい人は存在が美しいね。

 

 

 

シュッとしたコミュ力抜群の四年の先輩方との飲み会楽しかった〜。イケメンと飲んで、あんなに「大丈夫?」と声をかけてもらうことももう無いだろう南無南無。送ってもらうということも、同じ岐路について、高速バスのとなりで眠りこけてたら、上着をかけられて横にずれるたび指でプッシュされることも。めっちゃ、女子みたいな扱いされてるじゃん?!ゲームの世界までだと思ってたよ記念。ただし、あくまでブス後輩仕様なので、先輩方の菩薩ぶりに頭が下がります。お賽銭なげたい。

昨日の内訳、ビールちょい、レモンサワー、梅酒ロック、マンゴー酒ロック、ジャスミン茶ハイくらいかな。二次会で、生レモンサワーとお冷やがぶがぶ。そんな飲んでないな。正直、ビール飲んだ時から戻しそうだったんだけど、隣の先輩がそっと、前に座ってる先輩のグラスに移してくれててダブル感謝。マンゴー来た段階でマックスかなと思ったら意外とジャスミン茶はアルコール薄すぎて、ただのお茶だったのではという気がする。

それもこれも、うこんのおかげか?!何から何までお世話になりました。諸先輩方の今後のご活躍と、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 

いやはや、こんな日ももうあるまいと。